1000時間はフィリピン人と英会話をした私が、フィリピン英語に感じる、群馬県的なダサさ7選 その5
2018/03/21
5.なぜか「salvage」という単語の意味が真逆
一般的に、英語で「salvage」の意味は
辞書で調べてみれば分かりますが、
「salvage」という言葉は、
「救う」とか「回収する」といった意味で使われますね。
動詞としての用法の他、
「They started salvage operations yesterday(彼らは救助作業を昨日から開始した)」
なんて言うように、
名詞としても使います。
動詞にせよ、名詞にせよ、
「救う」という意味に変わりはありません。
フィリピンで「salvage」というと
しかし、
フィリピンにおいて「salvage」とは、
完全に真逆の意味、
つまり、
「殺す」と言う意味で使われるんですね。
これは大変なことですよ。
例えば、
海で溺れた人を見て、
「We should salvage the people(あの人たちを助けなきゃ)」
と言ったつもりが、
「あの人たちを殺さなきゃ」と言ったことになる訳ですから。
意味が変わってしまった経緯はよく分かりませんが、
フィリピン人の多くは、その事実すら知らず、
「salvage」は
殺すという意味だと信じて疑わない訳です。
群馬とフィリピンの共通点
まるで、
標準語を話していると信じて疑わない
群馬県民のようですね。
群馬県民もフィリピン人も、
世間知らずで見栄っ張りという点では、
同じということですね。
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