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意外と知らない英単語 英語を学ぶ

「意外と知らない英単語」英語で「毒・ポイズン」と言うと、くちづけで注ぐ切なさでも、言いたいことも言えないこんな世の中でもなく、結構複雑だったの巻

2018/03/21

ここ日本では、
英語で「毒」といえば、
「ポイズン」しかないと思っている方も
いるかもしれませんが、
英語の「毒」表現には
いくつかあり、
ちょっとややこしいことになっているんですね。

ここで、
すっきりさせてみようと思います。

英語で「毒」というと

まず、
英語で「毒」というとなにがあるのか、
あげてみましょう。

最初はみなさんもよくご存知の
「poison」ですね。

その他にも、
マーブルコミックスにも
そんなキャラクターがいたりしますが、
「venom」なんていうのもあります。

そして、
反意語の「デトックス」というのは
日本語でも結構使われますが、
「toxin」という言葉もあるんですね。

さらに、
これは結構影が薄いやつですが、
「toxicant」なんてのもあります。

みなさんが気になるのは、
それらの違いですよね。

「poison」と「venom」の違い

「poison」からいきますが、
これは、
「毒、毒薬」という意味で、
生物に影響のある化学物質をさします。

一方
「venom」ですが、
「毒、毒液」という意味で、
ヘビやカエルなどの持つ毒をさします。

日常生活では、
結構ごっちゃに使ってしまったりすることも事実ですが、
これを
簡単に言い直すと、
自分が摂取した毒であれば「poison」
なにがしかから注入された毒であれば「venom」
となる訳です。

「toxin」とはなにか

では「toxin」
とはなにかというお話ですが、
「toxin」とは
正確には「毒」ではなく、
「(生物学的に作られた)毒素」をさします。

それが
「poison」であれ「venom」であれ、
その「毒素」を言及したい場合は
「toxin」となります。

「toxicant」とはなにか

一方で「toxicant」とは
「toxin」と同じく「毒素」を言及しますが、
「toxin」が「生物学的に作られた」をそれをさす一方で、
「toxicant」は「人為的に合成された」それをさします。

なので、
何か食べ物から摂取してしまったり、
毒性の物質をもつ生物から受けた「毒」
つまり、自然界に存在するものの「毒素」は
「toxicant」とは言いません。

まとめ

「poison」は、食べ物などが摂取してしまった「毒」
「venom」は、毒性の物質をもつ生物から注入された「毒」
「toxin」は、「poison」「venom」含む、自然に存在している「毒」の「毒素」
「toxicant」は、人為的に作られた「毒素」

「毒」ばかり書いていたら、
ゲジュタルト崩壊を起こして、
なにを書いているのか分からなくなってきたので、
今日はこのへんで。

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