スピーキングパワーの効果、勉強法、購入方法が徹底的に分かる！

2018/04/03 2019/05/27

Contents

1 スピーキングパワーはイマイチ英語教材
2 スピーキングパワーの中身、価格、対象レベル
3 スピーキングパワーの評価、レビュー、効果、勉強法
4 次回に続く
5 スピーキングパワーの購入方法
6 英語好きのための英語・英会話講師としてナンバーワン！森田オリジナル限定特典の入手方法
7 限定特典の内容

スピーキングパワーはイマイチ英語教材

スピーキングパワーはイマイチ英語教材です。

スピーキングパワー。おすすめ出来る点は特にない。ないです。

・厚いサポートを望むあなたは「ネイティブイングリッシュ」。

・少し敷居が高くても、まっとうな英語力、英会話力を身につけたいあなたは「スーパーエルマーVOA」「1000時間ヒアリングマラソン」。

・教材の良し悪しが判断できないあなたは「イチオシ英語学習」。

・ネイティブのリアルなフレーズを知りたいあなた「プライムイングリッシュ」「1000時間ヒアリングマラソン」「Hapa英会話」。

・初心者、初級者さんのあなたは「ネイティブイングリッシュ」「Hapa英会話」。

・上級のあなたは「スーパーエルマーCBS」

・文法をもある程度学びたいあなたは「スーパーエルマーVOA」

・読むことで学習したいあなたは「1000時間ヒアリングマラソン」。

をチェックしてみてください。

スピーキングパワーの中身、価格、対象レベル

■テキスト（3冊）
・スピーキングパワーCD1
・スピーキングパワーCD2
・スピーキングパワーCD3

■CD（12枚）
・シャドーイング初心者用1〜3
・シャドーイング中級者用1～3
・シャドーイング上級者用1～3
・Japanese-English1〜3

■DVD（2枚）
・スピーキングパワー英語字幕版
・スピーキングパワー日本語字幕版

■価格
・19800（税込）

■対象レベル
・中級

スピーキングパワーの評価、レビュー、効果、勉強法

スピーキングパワー。CD、テキストのレビューの前に、以下の点ね、気になる人もいると思うのでね、ざっとお話しておきます。

・スピーキングパワーを開発した横田さんとは？
・スピーキングパワー、文法は必要ない？
・スピーキングパワー、効果的な「動画での学習」ができる
・スピーキングパワー、フレーズを覚えるだけでいい？
・スピーキングパワー、どれくらいフレーズを覚えるのか
・スピーキングパワー、暗記はしない？
・スピーキングパワー、ダイアログをシャドーイングする
・スピーキングパワー、ネイティブの速い英語を聞き取れるようになる？
・スピーキングパワー、ネイティブとの英会話が楽しめるようになる？

スピーキングパワーを開発した横田さんとは？

スピーキングパワー開発者　バイリンガル英語講師　横田力

アメリカに1年7ヶ月留学。日本に帰国後、外資系ベンチャー企業に就職した後、カナダに移住。その後、日本に帰国、英語教育会社を設立。

世界的に有名な発音矯正コーチ、スコットペリー先生をプロデュースし、5万8千人以上の人たちが手に入れた大ヒット英語教材を販売した実績がある。

また自身でも英語講師としては、10,000人以上の指導実績を誇る。発音大学セミナーではスコット先生の通訳を務めた。

引用:スピーキングパワー公式ページ

「5万8千人以上の人たちが手に入れた大ヒット英語教材を販売」「10,000人以上の指導実績」とね、立派な経緯をお持ち。みたいですけども、あんまり多方面でお名前きいたり。ないですね。

スピーキングパワー、文法は必要ない？

Qこの教材で学習するのに、英文法を覚える必要はありますか？

Aこの教材で学習するのに、文法の知識は一切、必要ありません。

ネイティブが普段、日常会話をする時には、フレーズを交わして会話をしています。つまり、日常会話に限って言えば文法の知識がなくてもできるようになるのです。

この教材では、友達同士の会話など実際の英会話を想定した場面をシャドーイングすることにより、英文法を覚える必要もなく、英語が話せるようになります。

引用:スピーキングパワー公式ページ

「文法の知識」は必要ない。ま、これは正しい。そう思います。

もっと言うと、好む好まざるに関係なく、「文法」は必要になるけれど、「文法の知識」はなくても大丈夫。そう思います。

ま、分かりやすいところで言うと、時制。現在、過去、未来。そういったものですけども、これらを一切無視して、英語を喋る。そんなことできない。

だから、文法ってのは、絶対に使うことになる。それは避けられない。

でもね、仰々しく、「文法」と銘打って、しかめつらして、学ぶ。そんなのは必要ない。これを実践の中で学んでいけばいい。

過去の話をしたいなら、動詞を過去形にする。こういうのは、実践しているなら、自然と必要になって、使うことになるわけで、時制ってのは、現在、過去、未来あって。。。

みたいなね、お勉強。必ずしもしなくていい。そう思います。

スピーキングパワー、効果的な「動画での学習」ができる

フレーズや英単語を脳に定着させることができる「イメージ記憶」を導入しました。

砂漠で喉がからからに乾いた男性を想像して下さい。「私は喉が渇いています。」というフレーズは “I'm thirsty”（サースティー）です。

砂漠で、喉がカラカラに乾いた男性のイメージと “I’m thirsty.”というフレーズを一緒に覚えれば、“I'm thirsty”というフレーズが脳に定着します。

この記憶の仕方は、とても効果があり、もっとも有名な記憶術で「イメージ記憶」と言います。

引用:スピーキングパワー公式ページ

スピーキングパワー。DVD、つまり映像での学習もできる。

五感をより多く使った方が、記憶にはより速く、定着もしやすい。これ、科学的に証明されている。その点、「きく」に加えて、「見る」こともできる。いいですよね。

あと、やっぱりね、動画。これはすごく分かりやすい媒体。そう思います。

例えばね、楽器の演奏。これ、動画だと一発で説明できて、理解もできる。でも、これを文章や音声だけで説明しよう。そうなると、相当難しいものになる。

こういうの、認知負荷が高まる。そういう風に言いますけども、動画という媒体。いいですね。

スピーキングパワー、フレーズを覚えるだけでいい？

頭の中で翻訳している限り英語を話せるようになりません！

たとえば、「今日はもう家に帰ります」と言うには、「主語が I で・・・動詞がgo・・・未来形だから・・・」のような感じで日本語を英語に訳そうとしていませんか？

もし、そうなら、その状態をどれだけ続けても話せるようにはなりません。

じゃあ、どうすればいいのか？

その答えは、“場面に合わせて、会話のフレーズを話せるようになる”だけでいいのです。

私たち日本人と同じで、英語を話すネイティブたちも、フレーズを場面に合わせてポンポンと口に出し、会話のキャッチボールをしているのです。

つまり、日常英会話を話せるようになるためには、ネイティブが実際に使っているフレーズを耳で覚え、口で話せるようになればいいのです

引用:スピーキングパワー公式ページ

日本人が日本語を話す時、文法とかね、色々考えながら喋ったりしていない。それと同じで、英語ネイティブも、お決まりの表現を、何も考えずにただ口にしているだけ。

これね、「七田式 7+English」。この教材も全く同じこと言っている。で、「七田式 7+English」のレビューでも書いてますけども、これ、間違っている。そう思います。

まず、「出来合いの決まった短文」を吐き出す。これは、弊害がある。僕の実体験として、そう思っている。

ある程度、使いやすい。そして、よく使うフレーズっていうのが身についてくると、会話。コミュニケーションが、確かに成り立つようになってくる。

で、結果、英語ができたような気になってね、学習、成長をやめてしまう。

でもね、これ考えてみると、同じフレーズをばかみたいに繰り返すってのは、すごく不自然なんですよ。不自然で、ネイティブも同じことをやっている。到底そんな風には思えない。

例えばね、何か目新しいこと耳にした時、日本語で「そんなの聞いたことない！」。そういう風にいいますよね。でも、もちろんこれだけじゃない。

「へえ、そんなこと聞くの初めてだわ」「初耳です」「マジか！？」とか、色々とバリエーションがある。で、毎回全く同じこと、言う訳ない。

僕もね、英語で「I've never heard of it!（そんなのきいたことない）」ってフレーズ、覚えた時に、気に入っちゃって、使いまくっていた。使える局面ではこれだけ。

当時、英語スクールに通ってたんですけども、レベルがなかなかあがらなかった。ま、当然ですよね。機械みたいに同じこと繰り返してるだけって、不自然なんだから。

さらに悪いのは、出来た気になって、満足してしまうこと。伴って、成長をとめてしまうこと。あなたの可能性を、あなたの手で潰してしまうこと。

「出来合いのフレーズを覚えて、ただ繰り返せばいい」。この考え方。僕は賛同しない。

そして、出来合いのフレーズを覚えただけで、英会話ができるようになる。これも賛同しない。英会話できるようになんてならない。

あくまで、初心者、初級者さんが基礎を固める、英語の下地を作る、免疫をつける。その点では有効。そう思います。

スピーキングパワー、どれくらいフレーズを覚えるのか？

具体的に、どのくらいのフレーズを覚えたらいいのか？

アメリカ人言語学者やネイティブスピーカーたちの協力のもと、これについて分析した結果、実は、ネイティブたちは300個ほどのフレーズを使って、会話をしていることがわかったのです。

つまり、ネイティブが日常会話で使っている、この300フレーズを聞いたり、話せたりできるようになれば、あなたも英語初心者を卒業できるだけでなく、上級者へと一気に英語の能力を高めることができるのです。

引用:スピーキングパワー公式ページ

結論、全く信用できる話ではない。

これもね、さっき名前出した、「七田式 7+English」。同じようなことを言っている。以下にね、引用載せます。

「7+English」ではネイティブスピーカーが選んだ今すぐ使える頻出フレーズを60パターン600フレーズ用意しました。

そしてさらに、このフレーズを60日で完全に身につけることが出来る完全記憶メソッドも用意しましたので、今までどんなに頑張っても英語が話せなかった方でも、短期間で英語を話せるようになります。

引用:七田式 7+English公式ページ

で、「七田式 7+English」では、「ネイティブスピーカーが選んだ今すぐ使える頻出フレーズ」。そういって、600個のフレーズが必要。そう言っている。

正直、「はあ？一体どっちなの？」。というか、「その話本当なの？」って感じですよね。

さらに、「上級者へと一気に英語の能力を高めることができる」。そんなことも言ってるんですけども、上級者。これ、例えば1つ、英検1級に、手が伸びる。または楽々パスできる。

そういったね、レベルだと、僕は考えている。スピーキングパワー、これ習熟しても、英検1級はおろか、2級でもあやしい。そう思います。

このへん、誇大広告通り越して、もはや詐欺めいている。

スピーキングパワー、暗記はしない？

暗記頼みの勉強は今すぐやめてください！

「では、英語を話せるようになるためには、この300フレーズを覚えればいいの？」そう思われたかもしれませんが、違います。

暗記頼みの勉強法をしている限り、英語を話せるようにはなりません。なぜなら、どれだけ労力をかけても、すべてを暗記できる人は稀だからです。

実は、英語を暗記することなしに、300フレーズを覚えるとっておきの方法があります。

引用:スピーキングパワー公式ページ

で、そのとっておきの方法として、提案されているのがシャドーイング。シャドーイングです。

ま、シャドーイングってのは、英文を追いかけて読む。そういう訓練の方法で、英文が読み終わるのを待たず、すぐに後ろから追いかけていく。その名の通りで、影のように沿っていく。

スピーキングパワー公式ページでもね、通訳者養成学校では、必ず取り入れられている。そういう風に話がされてますけども、これ、これはめちゃくちゃ効果ある、訓練方法。そう思います。

実際、「ヒアリングマラソン」「スーパーエルマー」。などね、このブログでも、イチオシで紹介させてもらっている教材。それらにも取り込まれている。

スピーキングパワー、ダイアログをシャドーイングする

では、具体的にどうやってシャドーイングをすればいいのか？

それは、1人2役になって、会話のキャッチボールをシャドーイングするのです。

会話のキャッチボールを繰り返し、練習することで、暗記に頼らずに、ネイティブが話すフレーズを覚えることができるのです。

そうすることで、英語を話す時に、その場面に合った的確なフレーズが、瞬間的に口から出てくるようになります。

最初の２週間で英語初心者を卒業できるのです。

引用:スピーキングパワー公式ページ

スピーキングパワー。この教材はね、ダイアログ。つまり、会話形式で、英語を学習していくようになっている。

で、それを全てシャドーイングすることで、フレーズを覚えることができる。さらに、即時にフレーズを引き出せるようになり、2週間で中級に至れる。

シャドーイングが効果的であること。そして、フレーズを憶えることができるっていうのはね、本当だと思いますけども、あとの2つ。

つまり、「その場面に合った的確なフレーズが、瞬間的に口から出てくる」「最初の２週間で英語初心者を卒業できる」。これはまず無理。無理だと思います。