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名詞 文法 英語を学ぶ

「英語文法のお時間です」英語の文法:名詞 複合名詞

2018/03/21

複合名詞とはなにか

具体例は後述しますが、
複合名詞というのは、
複数の名詞が連なって使われている名詞のことです。

名詞は一つ以上続けて使ってはいけない

本来、名詞を一つ以上重ねて使うことはNGです。

例えば、
「I like the boy girl」とは言えませんよね。
「boy」と「girl」は名詞なので、
この場合「and」で並列させて、
「I like the boy and girl」としなければなりません。

このように、
文法上、
本来、名詞を一つ以上連ねて使うことは
できないわけです。

複合名詞にはどのようなものがあるか

tennis player

 

例えば
「tennis player」
は複合名詞です。

「tennis」も「player」も名詞ですが、
「tennis player」
と言うことが出来ます。

それは、
「tennis player」が複合名詞、
簡単に言ってみれば、
セットフレーズみたいなものだからですね。

他にも多数ある

他にも、
「construction worker」「boy/girl friend」
「bed room」「love story」「ticket office」など
色々あります。

形容詞的に使っている名詞に、形容詞(形)がある場合は要注意

※ここから先はやや上級者向けなので、初心者の方は飛ばしても大丈夫です。

複合名詞の中で、
形容詞的に使われる名詞に、
形容詞(形)が存在しない場合はいいですが、
形容詞(形)が存在する場合には注意が必要です。

つまり、
「tennis player」で言うならば、
「tennis」が形容詞的に使われている名詞になりますね。

また、
「tennis」の形容詞(形)はありませんね。

この場合、
形容詞的に「テニスの〜」と言いたいときに、
「tennis」一択で、
迷う必要はありません。

しかし、
例えば「classic」のように、
複合名詞として、名詞を形容詞的にも使えて
さらに、その名詞の形容詞(形)も存在する場合、
注意が必要です。

いくつか例を挙げてみると

いくつか例を挙げてみると、
「classic music」「classical music」
「construction worker」「constructional worker」
「history teacher」「historical teacher」
などですが、

それぞれ訳してみると、
「古典的な音楽」「クラシック音楽」
「工事労働者」「建設的な労働者」
「歴史の先生」「歴史的な先生」
となり、意味がかなり変わってきます。

意味合いがかなり変わってしまう

古典的な音楽と言えば、古臭い曲と言えますし、
クラシック曲と言えば、
いわゆるベートーベンやバッハなどが浮かびますね。

工事労働者と言えば、
単に工事現場で働く人という意味ですが、
建設的な労働者というと、
将来に備えて物事を合理的考えている労働者といった意味合いになります。

歴史の先生と言えば、
歴史を教えてくれる(担当する)先生となりますが、
歴史的な先生となると、
随分と権威があったり、化石みたいな人が出てきそうですね。

このへんも
うまく使い分けてみてくださいね。

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