「意外と知らない英単語」「つまりは単純に君のこと好きなのさ」と言うSMAP解散の真の原因もこれ!?意外と複雑な英語の「つまり」
2018/03/21
はい、こんばんは。
「つまりは単純に君のこと好きなのさ」と
SMAPも歌っていましたが、
この「つまり」、
英語では、意外とややこしいんですね。
そこで、
今日は「つまり」の言い方を
お伝えして行きたいと思います。
英語で「つまり」というと
英語で「つまり」というと
まず「namely」
他にも「in other words」
そして、「〜か」という意味でご存知の方も多いと思いますが、
「or」にも「つまり」という意味があります。
「つまり」は、
その前後で物事を言い換える時に使う訳ですが、
英語において、
ややこしいのは、
言い変える内容によって、
使うものが変わってくるという点なんですね。
「namely」の使い方
まず「namely」からお話してみたいと思いますが、
これは、より曖昧なことがらを、具体的に言い換えるのに使います。
たとえば
「There are two boys, namely, Ken and Taro.」
(二人の少年がいる。つまり、ケンとタロウだ)
と言った具合ですが、
ここでは、「2人の少年」を「ケンとタロウ」とより具体的
言い換えていますよね。
「in other words」の使い方
そして「in other words」ですが、
これは、「曖昧→具体」ではなく、
単純に「同じことを言い換える」ときに使います。
例えば、「My car is very old and it breaks down so often.
In other words, it's time to buy a new one.」
(私の車は古く、よく故障する。つまり、新しいものを買う頃合いだ)
といった具合ですが、
「車は古く、よく故障」と「新しいものを買う頃合い」は、
曖昧だったものを、具体的に言い換えているのではなく、
別の話、新しいことがらを持ち出して、
前後で因果を語っている訳ですね。
「or」の使い方
最後に「or」ですが、
これも「曖昧→具体」ではなく
別の話を持ち出す場合に使うのですが、
これは、
「in other words」とは異なり、
「単位」に対してもちいるんですね。
例えば
「Jim walked five miles, or about eight kilometers.」
(ジムは5マイル、つまり、約8キロ歩いた)
といった具合ですが、
「five miles」と「about eight kilometers」というのは、
単位を変換をしている訳ですよね。
英語ではきちんと使い分けが必要
日本語において、
「つまり」と
それの類似表現となる
「言い換えれば」「いわば」「すなわち」などは
さほど、明確に使い分けをしませんよね。
つまり、
SMAPの歌詞を使って言ってみれば、
「つまりは単純に君のこと好きなのさ」を
「言い換えれば、単純に君のこと好きなのさ」
「いわば、単純に君のこと好きなのさ」
「すなわち、単純に君のこと好きなのさ」
といっても、
まあまあ大丈夫ですよね。
一方、英語では、
お伝えした
「namely」「in other words」「or」は
きちんと使い分けないと、
(意味は伝わるにしても)
なんだか変てこな感じになってしまうので、
注意してくださいね。