ネイティブスピードの評価、レビュー、口コミ、評判を私なりに!
2018/04/30
Contents
- 1 前回からの続き
- 2 ネイティブスピードCDコンテンツ
- 2.1 Native Speed Training 1~3
- 2.2 Rapid Repeat
- 2.3 Rapid Repeat 1~2
- 2.4 Readings、“Close the deal”
- 2.5 Contractions
- 2.6 Business telephone
- 2.7 Regular Speed Reading The Brown Family
- 2.8 Homestay Family
- 2.9 L and R story
- 2.10 Fast Talk、Speed Work
- 2.11 Apple Story
- 2.12 Blending Drill
- 2.13 Review
- 2.14 Bonus Talking
- 2.15 Making Of Native Speed
- 3 ネイティブスピードの特典
- 4 ネイティブスピードのサポートやアフターケア
- 5 ネイティブスピードの総合評価
- 6 ネイティブスピードの購入方法
- 7 英語好きのための英語・英会話講師としてナンバーワン!森田オリジナル限定特典の入手方法
- 8 限定特典の内容
前回からの続き
「ネイティブスピードの効果、勉強法、購入方法がサクッと分かる!」からの続きです。
ネイティブスピードCDコンテンツ
Native Speed Training 1~3
ここではね、「A long time ago」といったフレーズから「Are you American?」といった文まで、計150個の例がピックアップされてます。
で、「ネイティブのリアルな会話速度と話し方」がされたものと「語学学校や教材などで聞くネイティブの会話速度」。
いわばね、速いものとゆっくりなもの。これらが交互に再生される。
この、速いものとゆっくりなもの。これらが交互に再生される。これ自体はいいと思うんですけども、1つ難点を感じた。
それは、ここで挙げられた150の例。一貫性がなく、それらが選ばれた理由がよく分からない。また、その理由の説明もない。
ってことなんですけども、この150の例、日常会話、ビジネス、旅行みたいにね、シチュエーションで分けられている訳ではなく、一貫性は感じられない。正直、なぜこの150が選ばれたのかが全く分からない。ともなって、その理由の説明もない。
さらに悪いことに、特に頻出の表現がまとめられているわけでもない。
頻出どころか、「Across from the post office(郵便局の向い)」のように、使えるシチュエーションが変に限定されている。
これじゃ、例えば「Across from a bank near the big old white building(その大きくて、古くて、白い建物の近くの銀行の向かい)」とかね、類似パターンに全く対応できないんじゃないか。そんな不安がある。
Rapid Repeat
150の例のうち50。50をピックアップして、ネイティブのリアルなスピードで、5回ずつくり返される。
CDが音飛びしたみたいでね、気持ち悪い。気持ち悪いです。学習効果があるのか。ここにも疑問を覚える。
ここも、ピックアップされた50の例に、一貫性がない。そして、理由が分からない。
Rapid Repeat 1~2
Native Speed Training 1~3で挙げられていた例の一部。これが、ネイティブのリアルな会話速度と話し方で、くり返される。速いバージョンだけが繰り返し収録されている。
Readings、“Close the deal”
ネイティブのリアルな速度で読まれるストーリー(長文)が、複数収録されている。
初心者〜中級の人だとね、全て聞き取れないまでも概要をつかむ。または、全てを正確に聞き取るのは、かなり難しい。難しいと言うか、無理。そう思います。
でも、英語が好きなら、「聞いてるだけでも楽しい!」とか、「断片的に聞き取れた!」とか、そういうのあると思います。
ここでもね、ちょっと気になること、あった。
あらゆる文法事項が含まれており、伴っての補足説明は一切ない。ということなんですけども、ここで用意された長文。あらゆる文法事項を含んでいる。
つまりね、時制や助動詞といった基本事項から、関係代名詞や分詞構文といったね、学習するうえでは、ちょっと高度なもの、全てを含んでいる。そして、補足説明などは一切ない。
正確に理解したい。そうなると、ある程度深い知識。これが要求される部分もある。
例えばね、長文の1つに「The Browns」。こういうの出てくる。
「Brown」っていうのは、人の名前で「ブラウン」ってことですけども、普通はね、人の名前の前に冠詞「the」がついたり、「Browns」と複数になったり、しない。
人の名前そのものを数えるとか、既に特定されているものに「the」を付ける。これ、何か変ですよね。
「my name is Yamada」はよくても、「my name is the Yamada」「my name is Yamadas」なんて、違和感ある。
でも、人の名前(名字)に、冠詞「the」と複数形を用いることによって、「〜一家」という意味で使うことができる。「The Browns」っていうのは、「ブラウン一家」という意味になる。
これ、ま、名詞に絡む文法事項で、よく文法分かってる人じゃないと、知らない。そう思います。こういうの、いきなり出る。そして、説明もない。
人の名前とかね、固有名詞については、ここで説明しています。
だから、音声聞いても、スクリプトを読んでも、理解できない。そういうことが起きる。可能性がある。
なのでね、文法事項も知りたい。ロジカルに文法重視でやりたい。または、細部まできちんと理解したい。そういうタイプの人には、ちょっと向かないかもしれない。
もちろん、既にね、文法は理解している。または、文法に興味ない。そういう人には全く問題ない。ないですけども、向き不向きある。そう思います。
Contractions
「I am」と「I'm」というように、省略された場合表現。これが43個並べられていて、省略前、省略後、それぞれの音声をきくことがね、できます。
合わせて例文も用意されていて、文の中で使われた際の音声も聞けるのでね、繰り返し聞いて、得られるものはある。そう思います。
Business telephone
29個。ビジネス向けの電話で使われる表現、用意されている。
で、スクリプトの方は、穴埋め式になっていて、音声をきいて、穴を埋めるように、設計されている。
この29個のフレーズ。これは、ビジネス向けの電話で使われる表現としてまとまっているし、無難な初歩的な表現を集めている。そう思うのでね、悪くない。そう思います。
ビジネス向けの英語を習得したい。または、TOEICとかね、ビジネスも扱うテストを攻略したい。そういう人にも、ま、悪くはない。そう思います。
Regular Speed Reading The Brown Family
1題のみですけども、TOEICのテストを似せたというビジネステーマの長文が、ネイティブのリアルスピードで収録されている。
スクリプトに合わせて、問題も用意されていてね、数回きいて、問題に解答できるにもなってます。
ま、TOEICのリスニングセクションのそれよりも遥かに速い。また、文章のボリュームが少ない。そういう感じですけども、ま、不足はない。ないと思います。
Homestay Family
息継ぎを意識した内容となっていて、スクリプトでは、長文を分けて、息継ぎのポイントが説明されている。
ま、あくまで僕の経験なんでね、一般化はできませんけども、息継ぎの練習をしたことも、意識したこともない。そして、息継ぎの重要性を指摘している教材にも、ネイティブにも会ったことはない。
必要性を感じない。感じないコンテンツです。
L and R story
日本人が苦手とする、「L」と「R」の違いを聞き分ける為の音声。そして、スクリプトが用意されている。
「L」と「R」の違いを聞き分ける。これは非常に有意義。そして、めちゃくちゃ重要だとも思います。
でもね、「L」ではじまる単語、「R」ではじまる単語。これがたくさん散りばめられた文章を聞く。これだけで、「L」と「R」の違いを聞き分けられるようになる。僕は、そうは思わない。
まず、「L」と「R」の音の出し方を知って、実際に出してみる。もちろん、ネイティブにきちんとね、チェックしてもらいながら行う必要がありますけども。
繰り返し出してみる。で、ネイティブが「「L」と「R」の使い分けばっちり」。そう言ってくれるまで、繰り返し、実際に自分で出して、出せるようになるまで、体に染み込ませる。
そうしてね、一度自分の中に「L」と「R」の音を把握させないと、いくら聞いても、違いが分かるようになるとは思えない。
これも、僕の個人的な意見。経験からくる個人的な意見なのでね、一般化はできませんけども、「L」と「R」を把握していない人。こういう人が、ただ聞くだけで効果があるとは思わない。思わないです。
Fast Talk、Speed Work
計30のフレーズが用意されている。で、ネイティブのリアルスピード音声と、ゆっくりな音声。これらが交互に収録されている。
相変わらず、集められたフレーズに一貫性はなく、選定理由も分からない。全く分からない。
Apple Story
母音Aの聞き取りを目的とした音声、スクリプトが用意されている。いわゆる、ダークAとブライトAの発音の違いを認識しよう。これが目的のコンテンツ。
「L」と「R」の違いと同様ね、母音Aの聞き取り。これも重要。そう思います。
でも、ダークAの発声をする単語が含まれてない。ブライトAの発音をするものばかりで、ダークAとの比較ができない。
ブライトAばかり聞いて、ブライトAを認識できるようになるのか、疑問。疑問です。
Blending Drill
語と語が重なり、ブレンドされた音声の聞き取り。ここに特化した内容となっている。
10のフレーズが用意されている。
案の定ここも、集められたフレーズに一貫性はない。選定理由も分からないですけども、ま、繰り返し聞いておけば、役に立つ局面もあるのかな。そう思います。
Review
ネイティブのリアルスピードで、14のフレーズが収録されている。
全て疑問文となっていて、対応する回答をするように、スクリプトが設計されている。
Bonus Talking
12のフレーズが用意されている。
「Blending Drill」と同様に、ブレンドされた音声の聞き取り。ここに特化した内容となっている。
Making Of Native Speed
NG集が収められている。20分20秒とボリュームもあるのでね、楽しんで聞いて、ネイティブのリアルな英語に耳を慣らすのにいい。そう思います。
ネイティブスピードの特典
特典はね、利用していないので、詳しいことはちょっと分かりませんけども、以下の通り3つ。用意されている。
3つのうちでも、制作者のスコット・ベリーさんに直接に質問ができる1つ目。いいですよね。
特典1、ネイティブスピードサポートページへの無料登録と使用権
使用方法の説明やQ&Aの他、スコット先生に直接質問ができ、アドバイスを貰うことができます特典2、スコットペリーTV特別企画 生放送Native Speed講座へご招待
ネイティブスピードで学習しながら、スコット先生の生放送ならではのリスニング、スピーキングの秘訣をお教えします特典3、English Live
イディオム、ボキャブラリー、表現方法などを生のアメリカ人との英会話を通して学びます引用:ネイティブスピード公式ページ
ネイティブスピードのサポートやアフターケア
ネイティブスピードの特典。これがそのまま、サポート、アフターケアになるのでね、前述の「ネイティブスピード特典」。参考にしてみてください。
返金保証やメールマガジンで追加の講座が行われる。そういうアフターケア、アフターサービスはない。ないです。
ネイティブスピードの総合評価
■ネイティブスピードのいまいちなところ
・全体に渡り、選ばれたフレーズ一貫性がない。さらに、頻度高く使われ、汎用性が高い表現が選ばれているわけでもない
・文法の前知識がないと理解が難しい文章があるが、関しての補足や前情報などが一切ない
■ネイティブスピードの良いところ
・ネイティブのリアルなスピードを学習できる
・ネイティブのリアルなサウンド(複数の語のフレンドがされた状態)を学習できる
・最短で、1日につき15分の学習、1週間で効果が期待できる
■ネイティブスピードをおすすめできない人
・文法をロジカルに学びたいあなた
・読み、書き、話すことで英語を学びたいあなた
・返金保証など厚いサポートやアフターケアを望むあなた
■ネイティブスピードをおすすめできる人
・ネイティブのリアルなスピードでリスニング、スピーキングに対応したいあなた
・ネイティブのリアルなサウンド(複数の語のフレンドがされた状態)でリスニング、スピーキングに対応したいあなた
・TOEIC対策も含め、リスニング、スピーキング力を強化したいあなた
・LとRの聞き取り、母音Aの聞き取り強化をしたいあなた
・きくことで英語を学びたいあなた
■まとめ
以下、冒頭でも記載してますけども、結論としてはね、あれば役には立つ。そう思いますけども、必須というわけではない。という感じの、おすすめ教材。
ネイティブのリアルなスピード、またサウンドに重点を置く。
これ、すごく重要ですけども、あまり目立って売りとしている教材、ないと思うのでね、その点面白いし、学べることも多い。そう思います。
結果、きく学習、リスニングとスピーキングに特化している半面、英単語や英文法といったね、ロジカルな学習への配慮が少し薄い。そういう難点もある。そう思います。
加えてもう一つ難点として、まるでね、適当にそのへんからランダムに寄せ集めた感じのするフレーズ。フレーズが挙がる。
ここ、もっと配慮して、理由も述べたうえでね、使用頻度の高いもの。汎用性の高いフレーズが集められていたら、すごくよかった。もっと即戦力になる教材になった。そう思います。
で、あと、公式ではね、初心者から上級者まで対象となる。そう言われてますけども、個人的には、初心者には少し理解が難しく、上級者には物足りない。そういう感触があった。ありました。
個人的な見解をね、もう少し書いてみると、英語中級者以上で、ある程度は単語も文法も知識があって、リスニング、スピーキングを伸ばしていきたいとか、新しい教材探してる。
そういう場合には、ぜひ手を伸ばしてみてほしい。そう思います。
初心者さん。または、一つ目の教材としてね、手を出すものではないかな。そういう感触はある。あります。
ネイティブスピードの購入方法
下にある赤いボタンからね、公式のページに飛べる。公式ページから、購入手続き。そして、商品の詳細もチェックできるのでね、気になる人は見てみてください。
英語好きのための英語・英会話講師としてナンバーワン!森田オリジナル限定特典の入手方法
決済いただく前にね、下記の画面でます。そこで、「英語好きのための英語・英会話講師としてナンバーワン!森田からのご購入特典」。
これ、ちゃんと表示されていること、確認お願いします。
上の赤いボタン。クリックしてもらって、先に進んでもらえば、通常は表示される。されますけども、なにか不具合などで、表示されない可能性もある。
「英語好きのための英語・英会話講師としてナンバーワン!森田からのご購入特典」。この表示がないまま決済してしまうと、特典が付かない状態になってしまう。しまいますので、今一度ご確認、お願いしますね。
もし、表示がされなかった場合。もう一度、下の赤いボタンから、決済までね、進んでみてください。
もう一度、試してみてください。それでも、表示がされない。どうしても、表示が出てこない。
そういう場合はね、遠慮なく、お問い合わせ欄。ここから、ご連絡ください。
限定特典の内容
当サイトの限定特典。内容は「英語好きのための英語・英会話講師としてナンバーワン!森田限定特典お申し込みフォーム」。
ここに書かれているのでね、まだ確認されてない人は、一度ご覧になってみてください。