「英語文法のお時間です」英語の文法:名詞 単数形・複数形
2019/05/28
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単数形・複数形の違い
主に普通名詞と集合名詞ですが、
数えられる名詞が、
一つのものをさすときには
「単数形」を用います。
一方で、二つ以上のものをさすときには、
「複数形」を用います。
単数形の作り方
単数形の作り方は簡単で、
名詞の前に、「a/an」
場合によっては「the」を置いてあげるだけです、
例えば
「a tree」「the dog」
などですね。
「a/an」の場合
「a」と「an」の使いわけですが、
これも簡単です。
名詞が母音、
つまり
「a, i, u, e, o」のいずれかで始まる場合は、
「an」になります。
例えば
「an apple」「an egg」「an orange」などですが、
それぞれ
アップルは「あ」で始まり
エッグは「え」で始まり
オレンジは「お」で始まりますね。
ちなみに複合名詞や、
形容詞を伴う場合も同じです。
複合名詞って
という人はこちら。
形容詞って
という人はこちら。
「an amazing song」「an English book」「an original story」
などですが、
「amazing」「English」「original」
いずれも「あいうえお」で始まっていますね。
「the」の場合
「the」をともなうパターンですが、
これは、対象となる名詞が、
特定のものだった場合になります。
「a/an」「the」などの冠詞ってなに
という方はこちら。
複数形の作り方
では、
「複数形」はどうなるのでしょうか。
複数形は、
1、語尾に「s」がつくパターン
2、語尾に「es」がつくパターン
3、語尾が「ies」のなるパターン
4、語尾が「ves」になるパターン
1、語尾に「s」がつくパターン
1は、もっとも基本的なもので、
単純に語尾に「s」をつけてあげるだけです。
例えば
「car」なら「cars」ですね。
2、語尾に「es」がつくパターン
2は、名詞の語尾に「es」をつけてあげるだけですが、
当てはまるのは、
「s, o, x, ch, th, sh」で終わる名詞になります。
例えば、
「bus」「box」「watch」などですが、
これらの名詞には、語尾に、
「s」ではなく、「es」をつけて、
「buses」「boxes」「watches」
のようになります。
3、語尾が「ies」のなるパターン
3は、語尾が「子音(a, i, u, e, o以外のアルファベット)+y」で
終わる名詞のみが当てはまります。
例えば
「country」は「countries」
「century」は「centuries」
のようになりますね。
4、語尾が「ves」になるパターン
4は、語尾が「f」ないしは「fe」で終わる名詞が当てはまり、
「f」ないしは「fe」を「v」に変えて、
さらに「es」をつけます。
例えば
「wolf」は「wolves」
「knife」は「knives」
となります。
複数形が不規則に変化する名詞
そして、
複数形には、不規則に変化を起こす名詞もあります。
例えば
「child」「man」「mouse」ですが、
それぞれ、
「children」「men」「mice」にように、
独自の変化形を持ちます。
また、変化しないパターンもあり、
「sheep」「carp」「fish」などは、
単数でも複数でも形は変わりません。
ちなみに、
これらは「単複同形」なんて呼ばれることもあります。
漠然と全体をさす場合、複数形をもちいる
ちょっと難しいかもしれませんが、
ぜひ覚えてほしいのが、
「漠然と全体」を意味して、名詞を使う場合、
複数形をもちいるということです。
例えば、
特定の「犬」ではなく、
漠然と全体をさして、犬(そのもの)が好きと言いたい場合
「I like dogs」となり、
「I like a dog」や「I like the dog/dogs」とは言いません。
ここは、
日本人には馴染みのない、間違いやすいポイントなので
注意してくださいね。