七田式 7+Englishは初心者におすすめ？公式ページへのリンクも！
2018/09/25
Contents
前回からの続き
「七田式 7+Englishの評価、レビュー、口コミ、評判を私なりに！」からの続きです。
七田式 7+English、各レッスンのスクリプト
以後はね、七田式 7+English、各レッスンの日本語訳とスクリプト。これが掲載されている。
合わせてね、簡易的なポイントの説明。これもされている。
例えば「like」は、to不定詞、動名詞。両方とも取ることができる。でも、意味は同じ。そういった説明がある。ま、正確には、「like to do」「like ～ing」、ニュアンスが少し異なります。
なのでね、これはあくまで初心者さん向け。初心者さん向けの説明で、深いものではない。フレーズそのものも合わせて、中級以上の人にはね、あまり向きません。
七田式 7+English、どれだけボリュームがあるのか
「1日20分、たった60日」。こういう風にうたわれているように、レッスンは60日分用意されている。
ま、記憶定着の観点もあるのでね、一気にやることはお勧めできない。で、1日1レッスンこなす。このペースで60日。60日で完結できる。そういう設計になっている。
七田式 7+English、カバーする範囲、内容は？
ま、使う頻度で切り分けている。とは言いつつもね、意図的に平易なものを集めている。そういう感じがします。
七田式 7+English、基礎的で間違いないが、リアルさは少し薄い
例えば、「プライムイングリッシュ」。こういう教材ありますけども、これ、ネイティブのリアルな表現。ここによりフォーカスしたものになっている。
プライムイングリッシュのレビュー。レビューでも書いてするんですけども、僕たちが日本語を喋る時、
「私は犬が好きです。あなたは？」
「私も犬が好きです。でも、猫も好きです」
「動物は可愛いですね」
「はい、そうですね」
こんな風には会話しないですよね。
これら、よく使うか、正しいか。きかれたら、ま、よく使うと言えなくないし、正しいは正しい。でも、実際の会話。リアルな会話。こんな風にならない。
これ、僕はね、死んでいるって表現してるんですけども、完全に死んでいる。活きてない。ちょっと日常会話として不自然。不自然に感じる。
実際ね、僕たちがどういう風に話すか。会話するかっていったら、例えば、
「バイトどうだった？」
「マジ、店長うざくてさ、やってられんわ。給料高くなきゃ、速攻やめてる」
「へえ。俺は絶対やらんわ」
こういう感じですよね。こういう感じ。
プライムイングリッシュで扱っているのは、後者。リアルな英語。リアルなやつです。
言ってみれば、「how are you」ではなく「what's up」。「I'm angry」ではなく「get pissed off」。「reach、arrive」ではなく「get to（着く）」。
こういう風に、本当によく使う表現ってのはね、ちょっと教科書で習うものとは違う。違います。
七田式 7+English。これ、もちろん間違いない表現集めている。よく使うか否か。これを言っても、ま、よく使うのは間違いない。
でもね、教科書的な表現が中心で、ちょっとリアルさに欠ける。これはある。
七田式 7+English、文法的には？
で、文法的に切ってみると、平叙文、疑問文、助動詞（禁止、丁寧な表現など）、時制（現在、過去、未来、現在完了）、進行形、仮主語Itを用いた表現。。。とね、非常に基礎的なものが揃っている。
関係代名詞や比較、過去・未来完了、助動詞と完了形を用いた推測表現とかね、より高度なものには触れていない。
語彙、文法、フレーズ。いずれをとっても、あくまで学習素材。初心者さん、初級をターゲットにした内容。そうなっている。
結論、初心者さん、初級のあなたの基礎作りにはパワフル。パワフルで、おすすめですけども、中級以上のあなた。
及び、多少難度があがっても、積極的にネイティブのリアルな英語。これを多く取り込んでいきたい。そういう場合にはね、全くおすすめできない。できない内容です。
七田式 7+Englishのテキスト2：600フレーズ完全解説
各レッスンに対応する形で、各フレーズの解説、追加説明。これがされている。
具体的には、「七田式 7+English、英文テキスト集600」にある例文と日本語訳。これに加えて、（例文単位ではなく）単語レベルの翻訳と機能（品詞）。そして、類語も掲載されている。
例えば、「travel」であれば、動詞で「旅行する」、名詞で「旅、旅行」という意味があり、「trip」「journey」が類語として、意味と合わせて載せられている。
他にも例えば「I want to be like you」「I want to act like you（※皮肉にとられる場合もあります）」。
といったような、追加で例文があったり、ちょっとした解説と一緒に載せられていて、初心者さん、初級のあなたなら嬉しい内容。そうなっていると思います。
七田式 7+EnglishのCDコンテンツ
まず、音声はクリア。そして、どの音声も2～4分程度となっていて、手軽に聞くことができる。
七田式 7+EnglishのCD、構成
「七田式 7+Englishの学習方法」。ここでね、前述してますけども、七田式 7+English。大まかに、practiceとcheck。この2つのパートで構成される。
で、practice用の音声が1つ、check用の音声が1つ。1レッスンで2つの音声が用意されている。
practice用は、「1.5倍速の日本語→英語→音読（無音状態）」→「3倍速の日本語→英語」→「1.5倍速の日本語→英語→音読（無音状態）」。
こういう流れになっていて、各部分で10回ずつ。つまり、1.5倍速で10フレーズ、3倍速で10フレーズ、再び1.5倍速で10フレーズとね、レッスンに用意された10フレーズ。
これ、3回聞いて、2度口に出すことになる。
一方、check。こっちは、「日本語→日本語を英語にして口に出す（無音状態）→英語」という流れになっていて、日本語をきいて、practiceで覚えた英文を口にする。
そして、英語で音声をきいて、答えを確認する。そういう流れになっている。
くり返しが多い分、効果は期待しやすい
1度のレッスンで、合計4回フレーズをきいて、3回口に出すことになる。
さらに、2日目のレッスン以降には、前回の復習も盛り込まれる。最大過去3日分さかのぼるのでね、さらに3回繰り返すことになる。
くり返しの回数が多いのでね、自然、効果は期待しやすい。
そして、記憶定着には、五感がより多く使った方がいい。その前提で言えば、聞くだけでなく、口に出す。これが盛り込まれているのもいいですね。
七田式 7+English、速聴も盛り込まれている
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こんな本も出版されてますけども、速聴。これは、集中力アップや脳の活性化など、いい効果があることが、科学的に証明されている。
なのでね、1.5倍速、3倍速と音声が用意されているのはいい。いいですね。
七田式 7+English、「日本語→英語」の音声となっている
「スーパーエルマー」のレビュー。ここでもお話してますけども、言語形成期をすぎた、初心者さん、初級の人に限ってはね、日本語も併用した方が、学習の効率がいい。そう思います。
初心者さん、初級の人に限った話ですけども、「日本語→英語」という流れになっている点。これも、いいですね
七田式 7+English、ネイティブのリアルな会話は学べない
音声。もちろんネイティブが担当している。で、3倍速も用意されているのでね、速度そのものだけで言えば、かなり速いものも体験できる。
でも、ネイティブのリアルな喋り。これは、速度が速いだけじゃなく、イントネーションだったり、語と語がつながったり、特有の音声変化がある。
七田式 7+English。このへんはね、全くと言っていいほど学べない。学べません。よって、ネイティブのリアルな喋り。これも体験はできない。
七田式 7+English、楽し学習できるわけでもない
そして、七田式 7+English。ただフレーズを羅列したのみで、内容にストーリー性があるわけでも、BGMや効果音に凝っているわけでもない。
結果、楽しく学習できる。そういうものでもない。
やっぱりね、基礎固めをしたい初心者さん、初級者さん以外には、おすすめできる要素が全く無い。全く無いです。
七田式 7+Englishの特典
「7+Englishの豪華7大特典」。こう銘打たれてますけども、以下の7つ。特典がついてくる。
・追加英会話フレーズ集990
・最新英単語集1500
・全記憶マスター600シート
・プレミアム英語上達ニュースレター
・7+englishを使って無料英会話レッスン
・365日メールサポート
七田式 7+English特典1：追加英会話フレーズ集990
「7+English」の基本フレーズ600に加えて、990の英会話フレーズをプレゼントします。
この「追加英会話フレーズ990」を使えば。さらに多くの場面で使えるフレーズを完全に身につけることができますので、あなたの英会話力がより一段とアップします。
もちろんこの英会話フレーズもネイティブが厳選した「日常で頻繁に使われるフレーズ」ですので、記憶したその日からすぐに日常で使えるものばかりです。
音声はノーマルスピードとネイティブスピードの2種類を用意し、さらに、フレーズを使う場面を想像しやすいように、フレーズごとに奇麗な写真を付けたテキストも用意しました。
引用:七田式 7+English公式ページ
これ、もう本当に基本英単語。これを使ったフレーズが990用意されていて、単語の意味と一緒に学習することが出来る。
本編同様ね、リアルというよりは、教科書通りの間違いない表現。これに近い。単語もごく平易であることも合わせてね、初心者さん、初級のあなたにはね、取り組みやすい。そう思います。
この学習の仕方は害がある
ただ、ちょっと気になるのは、英単語が、表面的な意味に分けて、複数回紹介されている点。
つまり、例えば「off」であれば、「休み」という意味と、「古くなる、腐る」という意味で、別途紹介がされている。
これ正直、あんまりいい覚え方ではない。害になる覚え方。そう思います。
表面的な意味ベースで理解するより、その後の持つ本質、概念そのものを理解した方が遥かに分かりやすく、応用もきく。
意味ベースでは、都度フレーズとして覚えるしかなくてね、全く応用はきかないし、英語そのものを理解することからも離れていく。
「off」という単語の概念
例えば「off」っていうのは、「離れる」。この概念です。だから、「I'm off」っていったら、休み。それを意味する。
休むものとしてはね、多くにとって、大抵仕事になる。だから暗黙で「（仕事が）休み」。でも、もちろん学校とか、他のことにでも使える。
「off」が「古くなる、腐る」という意味も持っているのではなくて、これも、「基準点から離れる」。だから「古くなる、腐る」という意味に転じる。基準点というのは、ここでは、賞味・消費期限のこと。
スイッチのオンオフ、これは身近。そう思いますけども、これも電極と電極がくっ付いてるか、離れているか。それを示している。くっ付いていれば電気はつく。離れていれば付かない。
結論、個人的には、ちょっと不安を感じる素材。あくまで特典。そういう扱いの方がいいのかな。そう思いました。
次回に続く
長くなったのでね、「七田式 7+Englishの特典、返金保証、価格、値段は？」に続きます。
七田式 7+Englishの購入方法
下にある赤いボタンからね、公式のページに飛べる。公式ページから、購入手続き。そして、商品の詳細もチェックできるのでね、気になる人は見てみてください。